昨日の夜中から降り出した雨は、今日のお昼まで続いた。久しぶりにしっかり降った雨だ。この辺りはまだ桜も咲き始めだから、植物にとっては恵みの雨なのかな。私もなんだかほっとする。
関東や中部地方は強風もあって大変そうだ。せっかく咲いた桜が散ってしまったり、強風で桜の木が倒れてしまったり。
雨があがってから気温が下がって、急激に寒くなった。春は気温の変化がいちばん大きいんだって。植物も人間も大変だ。
この気温差、鳥ってどうなんだろう。
今朝もチュンチュン聞こえたし、夕方の今もチュンチュン言ってる。元気だなぁ。何しゃべってるんだろう?鳥ってずーっとしゃべってるな。聞き耳ずきんほしい。
鳥は飛べるから、移動距離も広くて情報量が多いはず、と思っている。鳥でも種類違ったらやっぱり伝わらないのかな。日本語と英語みたいに。シジュウカラなんかは、文法を用いて会話してるっていうし、カラスとかフクロウとか賢いヤツはたくさんいるけど、情報交換ってできるものなのかな。「にわとりあたま」ってばかにする言葉もあるけど、いや鳥ってなかなか興味深いよ。
田んぼで仕事してた時、いろんな鳥がいておもしろかった。ずっと見てて飽きない。
セキレイは好奇心旺盛なのかわりと近くまで寄ってきたり、カラスはトンビを追い回したり、キジは縄張りを見張っていたり。春は草むらに巣を作るから、知らずにカモかキジの親を傷つけたこともあったっけ。人間が近づいてもギリギリまで卵を守ってるからなんだけど、親鳥ってすごいね。冬は白鳥がのんびり落穂食べてて、新たな群れが飛んでくると歓迎しているのか、すんごく鳴く。白鳥が旋回しながら舞い降りる様はなんて美しいんだろうと見とれてしまう。
たらたらテレビ見てたら、窓の外に動くものが。うちは河川敷沿いでちょっと低くなっている。立ち上がって見ると、キジ!のオス!きれいな色だなぁ。のんきだねぇ。日中雨が降ってて人通りもなかったからか。
キジって、飛ぶのがヘタクソだから走って逃げる。その様子が忍者走りしてる人に見えて、いつもなんだか笑ってしまう。軽トラ乗っている時には、脇の草むらに逃げ込めばいいものを、なぜか正面に逃げるもんだから追いかける形になっちゃった。かわいいやつだ。
メスはなかなか見かけない、ってか地味なので当たり前なんだけど、子育て期は子供たちと一緒にウロウロしているところをよく見かける。わらわらヒナがかわいいから、追いかけたい気持ちを抑えて見守るんだ。たまにオスも一緒にいたりもする。
久しぶりにキジを見て、いろんな鳥のことを思い出したから今日のブログはこんな感じ。
名前を知らない鳥ってたくさんいるけど、そんなこと関係なくただ見ているだけで楽しい。
そろそろウグイスも鳴き出すかな。一生懸命練習してる鳴き声がほほえましい。
一雨ごとに暖かくなる春。これからますます楽しくなるぞ。
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